POTATOHEAD’s diary

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フルハーネス届きました!

 今年1月に法改正により、高所での着用が義務となったフルハーネスですが、ズボラな私は油断しておりました。1月になってもいつでも好きな物を買えると。しかし近所の工具屋に行くと、そこで厳しい現実を目の当たりにしました。

 『ないないない、フルハーネス、ランヤードのところだけ何もないない』

 そこには「フルハーネス、ランヤードの入荷は納期未定となっております」と張り紙がありました。室内ですがそこだけ寒風が吹いているようで、お気に入りのラーメン屋が臨時休業して、その木枯らし吹くシャッターの前に佇む様でありました。店員に聞くと予約もできませんとの事でした。

 もっと良い物出るはずだからという期待と、メーカーも大量に在庫してるはずだという予想を見事に裏切られた思いでした。とはいえ、去年に購入していない私が悪いのですが。

 元請に借りる事はできますが、いつまでもという訳にはいきません。とにかく近々必要なので、ネットで探す事にしました。検索してみると意外に商品はたくさん出ておりました。しかし詳しく見ると納期3~4ヶ月は良くて、ほとんどが納期未定でした。タジマ、藤井電工などのハーネスの有名メーカーは納期未定がほとんどでした。

 2万円程する高価な物なので、とりあえず納期未定でも良いので納得のいく物を探す事にしました。第一の条件として、重さが軽量である事にしました。私40歳後半の腰痛持ちオジサンには重いフルハーネスは大リーグ養成ギブス並みにツライのです。

 藤井電工、マーベル、3Mは借りて着た事はあるので、とりあえずその辺りのメーカーから探し始めました。調べていくと、藤井電工、タジマが良いかなと思い始め、最終はタジマのアルミを使った軽量タイプにしようとしました。

 が、しかし聞いた事のないメーカーの写真が目に入りました。サンコーの商品名がその名も『パンゲア キャニオン』というヤングで素敵なネーミングです。写真はボルダリング用かと錯覚するぐらいのスタイリッシュな新規格のフルハーネスでございます。ハーネスを構成するベルトが身体のラインに沿ってカーブしている事がスンバラシイです。

 よくあるハーネスはベルトが直線の構成で、それほどのフィット感は得られません。身体にフィットする事は、屈んだり起きたり脚立の登り下り作業しているときには非常に重要で、作業の度にジャラジャラするのはストレスになります。また、軽さも『持っただけでわかる軽さ』とあり1kgを切るようです。あと感心したのがショルダーパッドが装着されており、肩の負担がかなり軽減されそうなところです。これは腰道具をはめるので、ベルトだけのタイプは長時間装着は肩にくい込んでオジサンにはしんどいので、かなり期待できそうです。

 ここまで来るともう購入するしかありません。調べるとなんとオシャレなシルバーなら在庫あるとの事です。しかしオジサンにとっては、シルバーは素敵すぎてハードルが高い色で汚れも目立ちにくい黒色にしたいのですが、安定の納期未定でございます。

 悩みました、ヒジョーに悩みました。ですが、ほしい気持ちの高ぶりを抑える事は難しいものです。作業してても脳裏に浮かび、売れてしまったらどうしよう、でもシルバーはちょっと、でもでも。

 ポチッとな、買いましたシルバー。そして、ワクワクしながら2日で届きました。

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こんな専用のバッグまで付属してます。

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バッグから出してみるとこんな感じです。右上の腰ベルトも一緒に購入しました。腰の青色のところに通して工具ぶら下げようと思っております。

 ベルトは光沢があり、とてもしなやかで柔らかいです。そしてキャッチコピー通りにとても軽いです。あとコンパクトな感じがします。

 嬉しくなって装着してみましたが、やっぱり軽いですしショルダーパッドが柔らかく肩にあたるので負担は減りそうです。あと着てみみるとわかるのは、絶妙なフィット感とベルトの柔らかさです。買って良かったです。

 作業している時の感想はまた書きます。